音羽探偵事務所(仮)
第二話 『これは夢か幻か?前編』
音羽 良嗣(オトワ ヨシツグ)(25)♂
若くして探偵事務所所長。
とある事件により異世界『シャイアン』に行ってしまう。
アキナ=ウォーターフィールド(19)♀
異世界『シャイアン』の住人。
実は栗子の本当の名前。性格は能天気w
ハルナ=ウォーターフィールド(22)♀
異世界『シャイアン』の住人。
アキナの姉でけっこう切れ者。
人前で被る猫は、どこに出しても恥ずかしくない
光(ヒカル)(22)♂
とある組織の関係者。異世界『シャイアン』の住人。本名は不明。
零(ゼロ)(20) ♂
とある組織の関係者。異世界『シャイアン』の住人。本名は不明。光の部下。
ラームル(26)♀
異世界『シャイアン』の住人。名家ウォーターフィールド家の使用人。
KG(31)♂
異世界『シャイアン』の住人。ニュースおちょめちょめのパーソナリティ。
ナレ&ふご 好きなように演じてください(o*。_。)oペコッ ふごキャラはサンプルボイスがあり。
注1:ふご役の方は強制的にアドリブを言っていただきます。考えておいてください。
注2:人数が少ないときはアキナとラムール、KGと光と、零とナレ(ふご)で被ってください。
アキナ役の方、題名をお読みください(o*。_。)oペコッ
第二話 『これは夢か幻か?前編』
OP(可能であれば入れます)
●富山県 黒部ダム●
光
「どうやらここで間違いなさそうだ・・・まったく面倒をかけさせる・・・」
零
「しかし、何故このような場所に・・・SEEDシリーズが・・・」
光
「上が情報をおろさないのだ・・・仕方あるまい。だが噂ぐらいなら聞いているがな・・」
零
「ではやはり!!」
光 「そこまでにしておけ・・・口は災いの元。
それに証拠はない・・噂、そう・・ただの噂だ」
零
「はっ!・・・それにしても残りはどこに行ったのでしょうか・・・
北海道にひとつ確認されているほかは、まったく情報が・・・」
光
「時期にわかる。それよりも、まずは仕事だ・・・」
零 「かしこまりました。
水よ 契約に定められた定義によって 形をなせ!水人呪(アクアゴーレム)」
ナレ 力ある言葉とともに零の体がまばゆく光る。
光りが消えると水面がざわめき、次第に人の形を形成していった・・・
光 「めずらしいな・・・それをこちらの世界で使うとは・・・」
零
「高価の物ゆえ・・・安全なほうを・・・・」
光
「ふむ、良い選択だ。さてゴーレムよ、この水の中に鏡がある。
魔力が込められている貴重な鏡だ・・・それを捜してくるのだ。
よいな?」
ゴーレム「・・・・」
ナレ ゴーレムは頷(うなづ)き水の中に消えた。待つこと10分・・・
零 「くっ・・(膝をつく)やはり負担は大きいか・・・」
光
「もう少しの辛抱だ・・・うん?」
ナレ 水面がせり上がり先ほどの人の形を形成した。
手と思われる場所には鏡を持っていた。
光 「ご苦労だったゴーレムよ。」
ゴーレム
「・・・・・(光に鏡を渡す)」
光 「零、解除していいぞ。任務は無事終わった・・・」
零
「はっ・・・光様、今回は邪魔されずに終わりそうですね・・・
音羽良嗣に。」
光
「彼も出来る男ではあるが、所詮(しょせん)はこちらの人間。
そう何度も邪魔は出来んさ・・・」
音羽
「いや・・邪魔させてもらうぜ・・・・」
零 「なに!?何故貴様がここにいる!!」
光
「そうか・・・この鏡の在り処(か)を示(しめ)した資料を、持っていた者に依頼されたか・・」
音羽
「そういうこと。悪いんだけどその鏡・・俺にくれないかな??」
零
「貴様なにを・・・(前に出ようとするが光が腕でさえぎる)光様!?」
光
「音羽先生・・・あなたこれまでも、我々の仕事を邪魔してくれました・・・
今回もですか?」
音羽 「しょうがないだろ?対立する者同士なんだから。」
光
「(音羽に向かって歩き出す)確かにそうですね・・・
でもいいかげんにしてくれないと、消えてもらうことになりますよ?」
音羽
「それはまた物騒なお話で・・・、ってやっぱり鏡はくれないよね?」
光 「当然です・・・・」
音羽
「まっ、しょうがないか・・・はぁ〜〜めんどい・・」
ナレ ため息をつくとポケットに手を入れて、何かを取り出し光(ひかる)たちの方に放り投げた。
すると一瞬にして眩(まばゆ)い光りが辺りを照らした。
光「くっ!!なにを・・・・」
ナレ 光(ひかる)が光りに目が眩(くら)んだ瞬間、
音羽はものすごいスピードで光の近くまで行き、鏡を奪ってしまった。
音羽 「(光から走って離れながら)安心しろ。ただの目くらましだ!!この鏡は俺がもらうぜ〜〜」
光
「(怒り爆発)お〜の〜れ〜・・・コロス!!
地(ち) 水(すい) 木(もく) 火(か) 風(ふう) 星(せい) 金(こん) 七つの力 七つの契約 七つの制約 ・・・・」
零
「ひっ、光様!!こちらの世界でその魔法は!!!」
音羽 「なんだこの威圧感は!!」
光 「我 契約者が命じる 我(われ)が望むすべての敵を倒す力 俺によこしやがれ!!!
七魔道元殲滅(アーク ハイ スレイヤー)」
ナレ すさまじいエネルギーが光(ひかる)にあつまり、
それが音羽に向かって放たれた。
音羽 「なんだ!!なんだぁぁぁぁ!!アタフタ ヘ( ̄□ ̄;)ノ ヽ(; ̄□ ̄)ヘ アタフタ」
光
「ふはははは!!死ね〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ナレ 音羽は咄嗟(とっさ)に持っている鏡を、襲いくる魔法に向かって突き出した。
そうすると鏡が突如(とつじょ)光りだし、魔法を飲み込んでんだ。
光 「(魔法が突然消えて)何!?何が起こったというのだ!!」
音羽
「あれ??なんともない??」
光 「そうか!!ファンタジアの力か!!」
零
「そんな力があるのですか!?」
音羽 「あれ?鏡から文字浮かび上がってる・・・えっと『極と極を結ぶ力・・」
光
「あれは『シャイアン』の古代言語!!なぜ奴が読めるのだ!!」
音羽 「『極と極を結ぶ力 この力 汝に与える 唱えよ 極異扉(パラレルワープ)』」
ナレ 音羽の言葉が終わると同時に、鏡が眩い光りを発した。
光りは徐々に弱まり、光りが完全に消えるとそこには鏡も音羽の姿もなくなっていた。
光 「(地面をなぐり)音羽をシャイアンに送ってしまった・・・不覚・・・」
●異世界『シャイアン』 ライガスの森●
アキナ 「♪〜垣根の垣根の柿の種〜♪」
ナレ 歌いながら森を腕ぶん回しながら歩いていく!!人影・・・
アキナ 「♪〜焚き火だ焚き火だ大火事だ〜当たろうか焼け死ぬぞ〜♪」
ナレ 歩いていく先には、あまり見慣れぬカッコウをした男が倒れている。
アキナ 「(まだ気がつかない)♪〜北風ピューピュー下痢ピーピー〜♪」
ナレ なんて下品な歌だ・・・・・
アキナ 「さてと、もうすぐ家だ♪急いでかえ・・・うわっ!!(倒れている人に躓く)」
ナレ こけて地面に熱いキスをかます。
アキナ
「うげぇぇ・・・いたひーー(T-T)。
何よ!!私の進路を妨害してくれちゃってるのは!!(▼皿▼)=3 ムッキー!!
・・・・って人?・・(ーΩー )ウゥーン それにしても、ずいぶんと変わった服装・・・(
* ̄Д ̄)♂ツンツン
見捨ててもいいけど、寝覚め悪いしなぁ・・
(頭をポリポリかきながら)しゃーない・・家につれて帰るか〜〜」
ナレ アキナは倒れている人物の両足を掴み、頭を引きずりながら再び家路についた。
●ウォーターフィールド家●
音羽
「うーん・・・(うっすらと目を開け)こ・・こ・・は・・?」
ラームル
「あっ、気がついたのね?
ちょっと待って、今ハルナお嬢様呼んできますので(扉を開け外に出ながら)
・・・ハルナ様〜〜ハルナお嬢様〜〜〜!!」
音羽
「・・・ハ・・ルナ?・・・いったい何が・・・
(ふと枕もとにある鏡に気がつく)これは依頼された鏡・・・」
ナレ そのとき突然扉が開かれ(つまりノックなし)長身の女性が入ってきた。
先ほどいた女性も一緒である。
ラームル 「ほーら、言ったとおりでしょ?やっぱり私の看病のが良かったんですね♪」
ハルナ
「あー、ラムはチョット黙ってて。
(音羽を見て優しげに)はじめまして・・・お加減は大丈夫ですか?」
音羽
「・・・はい、あのここは??」
ハルナ
「あら・・覚えていらっしゃらないの?・・・まぁ無理もないわね・・
あなたは丸々、二日間寝ていたのよ。」
音羽 「二日間も・・・?」
ハルナ
「混乱するといけないので一つ一つ説明しますね。
ここは王都スペラインの中心部から少し離れた、
サラーラ区にあるウォーターフィールド家です。
私はここの長女でハルナ=ウォーターフィールドと申します。
(ラームルをみて)こちらはお手伝いのラームル。
あなたの看病をしてくれたのは彼女です。」
ラームル
「ラームルと申します(o*。_。)oペコッ」
音羽(M)
「スペライン?・・・」
ハルナ
「実はあなたは、この近くのライガスの森で倒れていたのです。
そこを私の妹アキナ=ウォーターフィールドが通りかかり、
あなたを連れてきました。」
音羽(M)
「ライガスの森?・・・俺は富山県にいたはず・・・
それに良く見れば変わった服装をしている・・・」
ハルナ
「本当は妹も一緒に居られたら良かったのですが、
あいにく書類を届けにお城に行ってまして・・・」
音羽(M) 「しろ?城だと!!!!」
ハルナ
「あの・・失礼ですが、どちらからおこしになられたのですか?
スペラインの方ではないと思うのですが・・・
あっ、変わった服をお召になられていたので(゚ー゚;Aアセアセ」
音羽
「あの・・・その前に、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
ハルナ 「なんでしょう?」
音羽
「今は西暦何年何月何日ですか?」
ハルナ
「セイレキですか?それはシャイアン暦のことですか?
それとも王都暦のことですか?」
音羽 「シャイアン暦ですか???」
ハルナ
「シャイアン暦で言うならば2002年の9月16日ですが?」
音羽(M)
「シャイアン暦っていうのを、西暦に置き換えれば俺が黒部に行った日から二日・・・
日程的には合うな。しかしどうにも解せない・・・
よし、ここは一つありのままを話すか・・」
ラームル
「あの・・長くなるようなので、私買い物に行ってきていいですか?」
ハルナ
「もうそんな時間か・・・わかった、行ってきて頂戴」
ラムール
「それでは失礼いたします(o*。_。)oペコッ(ラームル退室)」
音羽
「少し混乱しているのですが、私の国は日本という島国です。
私の名は音羽良嗣と申しまして、探偵をしております。」
ハルナ
「音羽様ですね。日本ですか?・・・聞いたことない国ですね・・・」
音羽
「そう・・ですか・・・(体を起そうとして)いたたた!!背中が痛い(T-T)」
ハルナ
「あっ、まだ無理をされてはいけません!!」
音羽
「いえ、大丈夫です・・・あの・・この近くで、スペライン以外の大きな都市はどこになりますでしょうか?」
ハルナ
「そうですね・・一番近いのでアラバーシス領かしら?・・・
それと聖都ミトス・・・この二つですね・・
グリーデン領・モルガーシャ領・バートスファーベル領はどれも均一に離れていますし・・・
それにしても日本という国があるのは驚きです」
音羽
「(青くなりながら恐る恐る)・・・・あの・・・この惑星の名前って・・『地球』ですよね??」
ハルナ
「地球??惑星の名前は『シャイアン』ですけど?」
音羽
「(゚□゚;)ガーン(。□。;)ガーン(;゚□゚)ガーン!!・・・・ポテリ・・」
ナレ ハルナの言葉を聞いて崩れ落ちる音羽。
ハルナ「音羽様?・・音羽様!音羽様気をしっかり!!」
ナレ 次に目を覚ましたとき、音羽の傍らに人が三人いた。
二人は先ほどのハルナとラームルという女性、もう一人は記憶にない顔であった。
アキナ 「あんた大丈夫??」
ハルナ
「こら!あんたってことはないでしょ?音羽様お加減いかがですか?」
音羽
「あれ・・俺はまた・・そちらの方は?」
ハルナ 「あっ、ご紹介いたします。妹のアキナです」
アキナ
「はじめまして(o*。_。)oペコッ 命の恩人のアキナですww」
音羽
「そっか・・・君が助けてくれたのか。ありがとう・・・」
ラームル
「助けたといっても、足だけもって上半身引きずって歩いてましたけどね。」
アキナ
「ラム!!それは言わないでよ!!」
ラームル 「私はありのままを言ったつもりですけどね〜〜w」
音羽
「またご迷惑をおかけしたみたいで・・・申し訳ありませんでした」
ハルナ
「いえ・・たぶんショックを受けられたのだと思います・・・
私あの後少し資料を調べたのですが、
やはり地球も日本もどちらも、文献には残っていませんでした・・・」
音羽
「そうですか・・・」
ハルナ 「ここで目が覚める前の記憶はありますか?」
音羽
「ええ・・・・」
アキナ 「だったらそれ話してよwそうしたら何かわかるかもしれないしw」
ラームル
「では、私はお粥を持ってきますね(ラームル退室)」
音羽
「はい・・・先ほども言いましたように、私は探偵という職業をしてまして・・・」
ナレ そのあと音羽は自分の住んでいる所や今回の依頼の件、
黒部ダムで会った怪しい二人組みの件、
不思議の鏡の現象を全て二人に話した。
二人とも最初は半信半疑といった様子だったが、
怪しい二人組みの話になってからだんだん顔つきが変わってきた。
音羽
「というわけで、鏡が強い光を発したと思ったら・・・
気がついたらここに居ました・・・」
ハルナ
「音羽様・・・その怪しい二人組みが放った光りですが、
何か覚えていることは?」
音羽
「そうですね・・・相手の周りを七つの不思議な光りが、
クルクル回っていたぐらいですかね・・・」
アキナ 「七つの光り・・・・ねーちゃん、もしかして・・・」
ハルナ
「ええ・・・音羽様そのとき相手は
『七魔道元滅(アークスレイヤー)』と言っていませんでしたか?」
音羽
「o(´^`)o
ウーン そう言われてみると・・・・あっ、言ってました!!
でも『七魔道元殲滅(アークハイスレイヤー)』って言っていたような・・・・」
アキナ
「えええええええええええええ!!!!!!!!」
ハルナ 「そっ、、、その光りを鏡が防いだんですか??」
音羽
「(反応に驚きながら)えっ?ええ・・・そのようです・・」
アキナ
「(鏡をみて)これってすごいんだな・・・・」
音羽 「そんなにすごいことなんですか?」
ハルナ
「ええ・・・とっても・・・(立ち上がり窓を開ける)あそこにお城が見えますでしょう?」
音羽
「はい。あの馬鹿でかい(東京ドームぐらい)奴ですよね?」
ハルナ
「はい・・・先ほど音羽様がおっしゃった
『七魔道元殲滅(アークハイスレイヤー)』という『魔法』は、
あのお城を一瞬で15〜20個破壊できるだけの威力があります・・・」
音羽
「一瞬で20個!!!・・・ってその前に魔法!?」
アキナ 「そっ!・・魔法知らないみたいだから見せてあげるよ
内なる光り 外の闇を照らせ 明光(ライティング)」
ナレ アキナの言葉が終わるとともにアキナの手に光りが生まれる。
それを天井に向かって放り投げた。
すると先ほどまで蝋燭の火だけだったのに、
今は蛍光灯をつけたのと変わらない明るさだった。
音羽 「・・・魔法なんて・・・本当にあったんだ・・・」
ハルナ
「とういうより、私たちの世界では、魔法が使えて当たり前なのです。」
アキナ
「でも驚いたなぁ・・アーク系なんて相当の努力家か、
よほどの天才じゃないと習得できないのに・・・」
ハルナ
「だけど驚くべきはやっぱり鏡よ。
このサイズでアーク系のトップに位置する魔法を、いとも簡単に止めるなんて・・・・」
アキナ
「ところで、さっき言っていた文字が見当たらないんだけど?」
音羽
「そうなんだよね・・・魔法を受けた後に、文字が浮かび上がってきて・・・」
ハルナ
「あっ、もしかして!!アキナ、鏡に魔力を送って!!」
アキナ「はっ、はい!!」
ナレ ハルナにせかされて急いで魔力を送るアキナ・・・
すると鏡が急に光りだし文字が浮かび上がってきた。
アキナ 「なにこの文字??ねーちゃん読める?」
ハルナ
「これは・・・古代文字ね・・えっと・・極と・・極を・・結び?結ぶ?・・・力?」
アキナ
「ねーちゃん??」
ハルナ 「(ーΩー )ウゥーン 古文はあまり熱心に受けてなかったからな(;´Д`A
```」
音羽 「極と極を結ぶ力 この力 汝に与える 唱えよ 極異扉(パラレルワープ)って書いてあるよ?」
アキナ
「読めるの!!」
音羽 「えっ・・・いや・・なんかわかる(゚ー゚;Aアセアセ」
ハルナ 「極異扉(パラレルワープ)か・・・はじめて聞く魔法ね・・・術式はそう特別じゃないのに・・・」
アキナ
「まぁ明日になったら色々調べればいいんじゃないの??」
ハルナ
「そうね・・今日はもう遅いし、寝ましょうか。
音羽様どうぞごゆっくりお休みください」
ラームル
「(ノックして)失礼しま〜す。お粥持ってきましたよ〜」
音羽
「すいません・・・ご厄介おかけしまして・・・」
アキナ
「いいのいいのwどうせ部屋余ってるし、面白い話聞けたしww」
ラームル
「食べ終わりましたら食器を、そこの机の上にあげて置いてくださいな」
ハルナ
「それじゃ行きますよ。音羽様お休みなさいませ(o*。_。)oペコッ」
ナレ そうして夜はふけていった。
翌日・・・王立記念図書館。
この国にとどまらずシャイアンのあらゆる情報が、集められている場所。
ここの図書館は聖都にあるシャイアン中央図書館の、次に情報が収められている。
ここに、ハルナとアキナは調べものをしに来ていた。
●王立記念図書館●
アキナ
「ほへーー。大きいね〜〜」
ハルナ
「お願いだからポカーンとしてないでよ・・・
あんた少しはシャキっとしなさい!!シャキっと!!」
アキナ
「うぐぅぅ・・いいじゃん・・・初めてなんだし・・・」
ハルナ
「とりあえず私は異世界に関する文献を調べるから、
あんたは鏡に関する資料調べなさい!!」
アキナ 「ほーい」
ハルナ
「それじゃ、後でね・・・」
ナレ 一時間後・・・
アキナ 「ねーちゃん!けっこう収穫あったよ〜〜」
ハルナ
「おっwでかした!!でもねーちゃんも、かなりいい感じに解ったわよ。」
アキナ 「w(゚o゚)w
オオー!さすが我が姉ww」
ハルナ 「当然でしょwwって早速お互い情報交換しましょうか」
アキナ
「うんwwさてと・・・(リプトンを取り出す)」
ハルナ
「(怒り押さえ気味で)チョット・・・あんたそれどっから持ってきたの??」
アキナ
「ん?ねーちゃんの机の近くにある保存箱の中からだけど?」
ハルナ
「(切れる寸前)あんた・・・前にも同じ事やって私に言われたことなかった??」
アキナ
「・・・あったっけ??」
ハルナ 「(プチッ)私のリプトン飲むなボケェェェェェェェェェ!!!!」
ナレ この後、追い出されそうになったのは言うまでもない。
二人そろってペコペコ頭を下げてなんとか退館はまのがれた。
姉妹でお互いの情報交換をし、レポート用紙に書き込んでいる。
一方、音羽はラームルから二人について話を聞いていた。
●ウォーターフィールド家●
音羽
「それではウォーターフィールド家は、代々探偵の家系なんですか?」
ラームル
「そうなんです。もっとも昔は今とは少し違って、
王家御用達の御家(おいえ)だったそうです。」
音羽
「まさか探偵だったとは・・・」
ラームル
「今、旦那様が各国を回っているため、
長女のハルナ様が中心となってお仕事をしているんですよ。」
音羽
「なるほど・・・それじゃ、お母さんはいらっしゃらないんですか?」
ラームル
「奥様は・・アキナ様をお生みになってからすぐに・・・・」
音羽
「亡くなられたんですか?」
ラームル
「いえ、世界を見たいといって旅に出られたとか。」
音羽 「なんじゃそりゃ!!(._・)ノ コケ」
ラームル
「それで未だに帰ってこないので、旦那様が捜しに行っている状態でございます。」
音羽
「なーるほど・・そりゃレ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)」
ラームル
「さてと・・それじゃ私は買い物に行ってきますかね。
もう少ししたらお嬢様たちがお帰りになられますよ」
音羽
「わかりました。色々お話ありがとうございました(o*。_。)oペコッ」
ED(可能であれば入れます)
ふご 「あっ・・・みなさん元気にしてました?
(挨拶・時間によって使い分けてください)ふごです。
(自分の身の上話などアドリブで、思いつかない人は例をどうぞ)
例:今日は一日中お家でお花の内職をしていました。
一本4円けっこう割のいい内職です。
この仕事でもらったお金はおいしいお寿司でも食べようと思っています。(例おわり)
さて、第二話前編はこれでおしまい。
作者としては前編・後編に分けるつもりはなかったみたいですが
思ったよりも長くなったため分けることになりました。
アホな作者ですみません、僕がこの場を借りてお詫びします
それでは。後編予告ボイスお聞きください。
あっ、ぶっちゃけ地球に帰ります。ふごでした・・」
音羽
「なんだかわからないけど、よろしくねアキナちゃん♪」
アキナ 「蹴る事ないじゃん・・・」
ハルナ
「あの子には強くなってもらわないと・・・・」
K 「おっと、間に合わなかったか・・・次こそは・・・今回は挨拶だけにしておくか・・・
みなさんこんばんわ、KGです。元気にしていましたでしょうか?
次回から予告は私の仕事となるので、みなさん期待しててくださいね!!」
第二話前編終わり