音羽探偵事務所(仮) 

第一話 『いきなり飛び出た殺人事件(前)』


音羽 良嗣(オトワ ヨシツグ)(25)♂  若くして探偵事務所所長。
                         異世界『シャイアン』を行き来できたりする。
片山 栗子(カタヤマ クリコ)(19)♀  実は異世界『シャイアン』からきた住人。
                                        魔法が使えちゃいます。本名は別にあり第二話に出てきます。
雅    林檎(ミヤビ リンゴ) (24)♀  音羽探偵事務所の勤務するねーちゃん。
                                        所長や栗子の内情知ってるけど知らないふりをしているクールビューティ
                  必殺の笑顔ですべて解決できるツワモノww
光(ヒカル)(22)♂  とある組織の関係者。異世界『シャイアン』の住人。本名は不明。
零(ゼロ)(20) ♂  とある組織の関係者。異世界『シャイアン』の住人。本名は不明。光の部下。

立花 葉介(ヨウスケ)(51)♂  今回のクライアント。(東北系方言あり)
       忍(シノブ)(50)♀  クライアントの妻。 
    勇戸(ユウト)(15)♂  クライアントの次男(東北系方言あり)

放送&ナレ&ふご&運転手 好きなように演じてください(o*。_。)oペコッ ふごキャラはサンプルボイスあり

ふごボイス←クリックww

注1:途中時刻を2100時とか2230時とか書いてます。これは「ニーイチマルマルジ」「ニーニーサンマルジ」とお読みください(o*。_。)oペコッ
注2:勇気役の方とふご役の方は強制的アドリブ言ってもらいます。考えておいてください(o*。_。)oペコッ
注3:人が少ないときは光と葉介、勇気と零と放送(運転手・ナレ・ふご)、林檎と忍がかぶってください。



題名を栗子役の方お読みください(o*。_。)oペコッ

第一話 『いきなり飛び出た殺人事件(前)』

OP(可能であれば入れます)

●都内某所 音羽探偵事務所●


栗子  「帰ってきったよ〜〜。」

林檎  「おかえり〜〜。書類はできた??」

栗子  「うん♪かなりがんばったからね。(・∀・)イイ出来だよ。」

林檎  「(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…それで前みたくミスが合ったら減給ね・・・」

栗子  「え??そりはチョット・・・まぢっすか??(汗)」

林檎  「良い出来なんでしょ?なら大丈夫じゃないww」

栗子  「そんな〜〜勘弁してくださいよ〜〜(T_T)」

林檎  「(^ー^* )フフ♪なんてねwwお疲れさん、書類そこに置いて頂戴。
         それで〜早速なんだけど次の依頼が入ってるの、お願いしていい??」

栗子  「あの・・えっと・・・私、昨日沖縄から帰ってきたんですけど??
         これお土産のシーサーどら焼き・・」

林檎  「知ってるわよwお土産ありがとう、うれしいわww」

栗子  「いや・・あの〜、満面の笑みで言われても・・・
         ちょっと休みたいかなぁって」

林檎  「そうね〜、しょうがないわね。今回は場所が北海道で、
         ご飯好きなもの『食べ放題』なのにね・・・」

栗子  「ピクッ!!!」

林檎  「それに温泉入れて、栗子ちゃんの好きなスノボーできるのにねぇ・・・」

栗子  「ピクッピクッ!!!!」

林檎  「もちろん宿も用意してあるし・・栗子ちゃん行かないなら私が行こうかしら。」

栗子  「(机をたたいて)行かせていただきます!!」

林檎  「あらww本当に??ありがとう♪
         それじゃ、これが依頼書と飛行機のチケット。
         飛行機は今日の最終便だからよろしくね。
         あっ、所長が先に現地に行ってるから合流してね。」

栗子  「えっ・・・所長と一緒なんですか??.....(;__)/| ずぅぅぅぅん」

林檎  「そうよ。たくさんタカってきなさいww
         (電話が鳴る)それじゃよろしくね。気をつけて行ってきてね♪
         もしもし、お待たせいたしました。こちら音羽探偵事務所・・・・・」

栗子  「いってきまーす・・・」

ナレ 電話で話しながら片手をあげて手を振る林檎。栗子はそれを尻目に(´・ω・`)ションボリと歩いていく。

●片山栗子宅●

栗子  「まぁーーーーたく!!!いつもいつも、林檎さんにやられるぅぅぅ!!」

ナレ トランクの中に荷物を乱暴に放り投げる。しかし乱暴に入れながらもなぜか綺麗に入ってる。

栗子  「ふう・・・文句いっても始まらないか・・・飛行機に遅れないように出ないと!!
         依頼書は飛行機の中で読むとして、とりあえずやることは終了かな??
         キョロ^(・д・。)(。・д・)^キョロ。」

ナレ どうやらないらしい。

栗子  「┌|゚ο゚|┘ヨッ! (/ ̄□ ̄)。しゃぁぁ〜っ!!(あずまんが噛み猫風味)!!!!
         いざ出発ぅぅぅうww!!っと♪」

●札幌(新千歳空港)●

音羽  「全日空969便、東京出発時刻2100時・・札幌到着予定時刻2230時。
         今の時間が2300時・・・なーにやってんだ全日空は!!!
         まだつかないのかよ!!!雪なんてちゃちゃっと退かしちゃえよ・・・・・」

放送  「空港よりお知らせいたします。
         羽田21時丁度発の全日空969便は、
         現在滑走路の雪が積もっているため着陸を見送っていましたが、
         先ほど除雪が終了いたしましたのでもうまもなく到着いたします。
         申し訳ございませんがもう少々お待ちくださいませ。」

音羽  「やっとかよ・・・・早くしてくれよな・・・もう帰ろうかな〜とか思っただろ・・・・・」

●全日空969便内●

放送  「・・・シートベルトをしっかりしめ、お席を離れないように・・・」

栗子  「やっと到着か・・・長かったよぉぉ。
         つうか、所長待っていてくれてるのかな??
         いっつも見捨てて先いくからなぁ。
         でもここで見捨てたら一生恨んでやる!!」

●札幌(新千歳空港)●

音羽  「やっときたか・・・。待ち疲れしちゃったよ・・・」

栗子  「チョット・・第一声がそれ??
         私だって好きで遅れたわけじゃないんですからね!!
         少しは配慮ってものしてくれても、罰はあたらないんじゃないですか!!」

音羽  「わかった・・わかったよ・・・。お疲れ様、栗子ちゃん。」

栗子  「わかればよろしいww
         あー、お腹ペコペコ・・・・・所長〜〜ご飯〜〜〜」

音羽  「なんだ食ってないのか??それじゃ飯でも食いに行くか〜〜」

栗子  「はぁーいwwお寿司食べたいお・寿・司!!!」

音羽  「こんな時間にやってる寿司屋あるのか??」

栗子  「いいからいいからレッツゴー!!!ww」

ナレ 栗子に押されるように音羽が歩き出した。タクシー乗り場で突然音羽が振り返った。

栗子  「どうしたんですか?所長??」

音羽  「いや、なんでもない・・・それじゃ行こっかww」

栗子  「運転手さん、この時間まで空いているお寿司屋さんあるかな?
         あったらそこまでお願いしますww」

運転手  「かしこまりました。」

ナレ タクシーが発進して見えなくなってから空港の入り口に二人の人影が現れる。

光  「音羽君は俺たちに気がついたみたいだね・・・」

零  「はい、やはりあの男は侮れないかと・・・」

光  「俺たちをいつも苦しめているんだ・・当然だろ??」

零  「はい・・。ところで一緒にいた女ですが、例の女でしょうか?」

光  「その可能性が高いだろうな・・・。
      まぁいい・・今回もどうせ俺たちの仕事の邪魔をしに来てくれたんだろう。
      そのうち出会えるさ。」

零  「では当面はいつも通りでよろしいでしょうか?」

光  「そうしてくれ、こちらから何かする必要はない・・・。
      さて、俺たちも戻るぞ。」

零  「かしこまりました。」

ナレ 翌朝、札幌市内某ホテル・・・

●札幌市内某ホテルロビー●

栗子  「所長〜〜。おはようございます。」

音羽  「(新聞を見ながら)ん〜、おはよう〜」

栗子  「なんですか??生返事して・・・・
         私が起きてきたのに新聞に夢中なんて失礼しちゃうなぁ・・・」

音羽  「ん〜。これは俺の朝の日課でなぁ・・・先に飯食ってきていいぞ。」

栗子  「言われなくても行ってきますよ〜〜〜だ。」

音羽  「なるべく早くなぁ。後30分したら出発だからな。」

栗子  「ええええ!!!!!早く言ってくださいよ!!!!
         ・・・って急いでご飯食べないと!!!
         食堂にダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ -」

音羽  「ん〜。転ぶなよ〜」

ナレ 猛然と走り出す栗子に声をかけた音羽だが・・聞こえていないでしょう・・・三十分後。

栗子  「ぜーはーぜーはー。
         おっ・・お待た・せ・・しました。」

音羽  「ありゃ・・・すごい顔だね。大丈夫??」

栗子  「(まだ息切れ)誰かさんが、もっと早く言ってくれれば・・・・
         こんなことにはならなかったんですけど・・・・」

音羽  「そりゃ失敬。でも無理して食べなくてもよかったのに・・・」

栗子  「・・・なーーーに言ってんですか!!!
         朝食は一日の始まり、生活リズムの大切なファーストステップ!!
         食べないとだめなんです!!それに朝は栄養を吸収しやすいんですから、
         しっかり食べておけば、その日ぶっ倒れる確立も低いんです!!
         わかりましたか???」

音羽  「わっ・・わかりました・・・。とりあえず行こうか。」

栗子  「ふぁーい・・・」

ナレ タクシーでクライアントのもとに向かう二人。

●タクシー内●

栗子  「ところで今回の依頼の件なんですが、
         家宝を見つけるって何ですか??」

音羽  「そっか、昨日は何も話してなかったんだっけ。
         これから行くクライアントの名前はわかるよね?」

栗子  「はい、依頼書には『立花』って書いてありましたけど?」

音羽  「おお、よく読んでいたね。立花家って言うのは江戸時代から続く家柄で、
         大きな土地を持っていてね。相当な財産をもっているんだけど、
         ここの家系は先代の当主が死ぬと次の当主候補者は、
         先代の遺言に書いてあるヒントを元に家宝を探し、
         最初に家宝を見つけた候補者が次期当主となるんだ。
         まぁ、候補者って言うのは家族のことなんだけど・・・」

栗子  「ふむふむ・・・それで、なんで私たちに依頼してくるんですか?
         ヒントを頼りに探せばいいんじゃないですか??」

音羽  「ご指摘ごもっとも。実はね、そのヒントがないんだ。」

栗子  「ほえ?」

音羽  「先代の当主が遺言を残す前に死んでしまったんだよ。」

栗子  「ええええええ!!!!
         そんな!それじゃ探しようがないじゃないですか・・・」

音羽  「だから俺たちが雇われたんだろ??ww」

栗子  「なるほど・・・。でも私たちもどうやって見つけるんですか??」

音羽  「そんなの力を使えば一発じゃないかww」

栗子  「あう・・・やっぱり使うんですね・・・まぁ予想はしてましたけど。」

音羽  「まあまあ、そう難しく考えないで気楽に気楽に♪
         終わったらいっぱいおいしいもの食べようよ。」

栗子  「うぐぅぅぅ」

ナレ 話をしているうちに車は目的地の立花家前に着いた

●立花家●

葉介  「先生!!お待ちしておりました。・・おや、そちらの方は?」

音羽  「遅れて申し訳ありませんでした。
         彼女は片山栗子と申しまして、先日お話してありました私の助手です。
         片山君こちらは立花葉介さん、今回のクライアントだ。ご挨拶をして。」

栗子  「はじめまして、片山栗子と申します。
         どうぞよろしくお願いします(o*。_。)oペコッ」

葉介  「これはご丁寧に。こちらこそよろしくお願いいたします(o*。_。)oペコッ
         立ち話もなんですからどうぞ中へ・・・」

音羽  「それでは失礼いたします。」

ナレ 家の中に入る音羽と栗子。
       玄関をあがって廊下を進むと一人の中学生くらいの男の子がいた。

葉介  「これ、勇戸!!部屋でおとなしくしてれって言ったべや!!」

勇戸  「いいべや!!これからゲーセン行ってくるはんで、ジェンコ(お金のこと)けろ」

葉介  「またゲームセンターか!!
         すったらもんにジェンコかけねーで、うんと勉強するもんにジェンコかけろ!!」

勇戸  「でっけー声だすなや!!お客さんの前だべ!!
         もういい・・自分のこずかいでWCCF(アドリブで何の略か考えてください)やってくる。」

葉介  「WCCFだと??」

勇戸  「(アドリブで考えた略)のことだぁ!!」

ナレ そういうとズンズン歩いていってしまった。

葉介  「まったくあの馬鹿息子・・・ほんとみっだくねぇとこ見せちまって・・」

音羽  「今のはお子さんの勇戸君ですね・・・
         あとお子さんは二人いらっしゃるんですよね?」

葉介  「はい、あの子の上に男と女が一人ずつです。」

音羽  「そうですかwでも男の子は、あのぐらい元気があったほうがいいですよ」

葉介  「元気がありすぎるのも・・・考えもので・・(苦笑)

ナレ 話しながら居間に入るとそこに女性と男性が一名ずつ座っていた。

葉介  「ご紹介いたします。これが妻の忍、こっちは弟の宗雄です。
         二人とも音羽事務所の音羽先生と、助手の片山栗子さんだ。」

音羽  「どうもはじめまして音羽と申します。」

栗子  「片山と申します。よろしくお願いいたします」

葉介  「早速なのですが、・・・家宝は見つかるでしょうか?」

音羽  「まかせてください。必ず見つけてごらんに入れます。」

栗子  「ところで・・・先代がどのあたりに隠されたか、お心当たりはございませんか?」

葉介  「一応思い当たるところはすべて探してみたのですが、
         見つからなかったのです・・・」

音羽  「それでは・・頼んであった資料を見せていただいてよろしいでしょうか?」

葉介  「あっ、用意してございます、忍!!お持ちして。」

栗子  「資料?」

音羽  「実は先日お伺いしたときに、
         幾つか資料を作ってもらうようにお願いをしておいたんだ。」

栗子 「ほへー・・・」

葉介  「先生こちらでございます。
         ・・・これが今までの記録に残された隠し場所。
         こちらが先代がよくいかれる場所。
         こちらは私どもで心当たりのある場所を書いたものでございます。」

音羽  「ありがとうございます。
         ・・・大変恐縮ですが、どこかお部屋を貸していただいてもよろしいでしょうか?
         少し助手と考えたいもので・・・」

葉介  「そうですね・・・。では、こちらの空き部屋をお使いください。」

音羽  「ありがとうございます。それでは・・・片山君、資料を持ってお部屋移動して。」

栗子  「はい。」

ナレ 栗子と音羽は部屋を移動し、資料を広げながら話し始めた。

栗子  「所長・・捜索範囲ってこんなに広いんですか・・・・
         あっ、でも先代の人ってあんまり外出しなかったみたいですね。
         よく出かける場所って書いてあるのがこの近所だけだし・・」

音羽  「確かにこれは広いね・・・でもね、大体の目星はついてるんだ♪」

栗子  「ほんとですかwww」

音羽  「(資料を見て)・・・・うん、やっぱりまだ探してないな。
         栗子ちゃん、それじゃ〜ひとつ問題をww
         先代はヒントを残さぬまま死んでしまったっていうのは言ったよね?」

栗子  「(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン」

音羽  「さらに付け加えておくと、先代というのは葉介さんのお兄さんで亡くなったのは55歳。
         死因は夜にお酒を飲んで、階段から落ちた時に頭を強打したのが原因と考えられいる・・・
         さて、今話した中で気づいたことをあげよww」

栗子  「えっと・・・うーんと・・・なっ、なんでしょう??(汗」

音羽  「これこれ、すぐギブアップしないの。」

栗子  「むぅぅ・・・えっと・・・
         死因が階段から落ちてたって事と、クライアントのお兄さん、年齢は55歳・・・
         所長!!!意地悪しないで教えてくださいよ〜〜〜〜」

音羽  「うーん・・・それじゃもうひとつ、先代の健康状態はほとんど良好だったみたいで、
         滅多に体調不良にはならなかったらしいよ。」

栗子  「(-""-;)ムム・・・、あっ・・予期できない死だったってことですか?」

音羽  「ご名答wでもまぁ普通だったら人間いつ死ぬかなんてわからないから、
         遺言ってもんは先に書いておくべきなんだけどね。
         つまり先代はまだまだ死ぬつもりはなかったのに死んでしまった。

栗子  「なるほど・・・でもそれが隠し場所と関係があるんですか??」

音羽  「もちろん!!いいかい? もし先代が家宝をどこかに隠していたとする。
         そうしたら忘れないためにメモをすると思うんだ。
         でもただのメモだと人に見つかったときにすぐ場所がばれてしまう。
         当然暗号にするわけで・・・・自然にそれがヒントになる。」

栗子  「あっ・・・・・」

音羽  「つまりは逆転の発想なんだよ♪『ヒント=遺言』だから
         『死ぬ気がない=遺言がない=ヒントがない=まだ隠してない』
         ってな感じの図が出来上がるでしょ?
         ちゅー事で俺が目星をつけた場所は・・・ズバリこの家」

栗子  「なんでですか?」

音羽  「さっき栗子ちゃんもいっただろ?先代はあまり外出をしていないって。
         つまり滅多に外出のしない人が外出するとなれば、人目に留(と)まるよね?
         しかもその人が先代だったら余計だ。
         みんなどこに家宝を隠すのか常日頃から注目しているんだからね。
         ということはどうなるかわかるよね?」

栗子  「えっと・・・つまり・・・外には運び出していないってこと・・・?」

音羽  「そういうことですwもしかしたら持ち出しているかもしれないが、
         その可能性は極めて低いということになりますね。」

栗子  「なるほど・・この家の規模だったら探索(サーチ)で余裕ですよ。早速探しましょう!!」

音羽  「おし!!やってくれ!ちなみに家宝は刀だそうだ」

栗子  「わっかりました!!

        我は旅人・・未知を求めるものなり・・神の慈悲により我に道を示せ!!
                           探索(サーチ)!!

ナレ 栗子を中心に光が広がる。
       栗子は魔法によって半径1km以内にある、ありとあらゆる情報を手に入れることが
       出来るようになったのである。
       まぁ・・・なんつーか・・卑怯技??ww

栗子  「刀でしたよね??」

音羽  「そうだ・・あるか?」

栗子  「えっとですね・・・・ちょっと待ってください・・・
         刀らしきものが二つあるんですけど、どっちですかね?」

音羽  「なんだって!!・・・それじゃ・・・二つとも探しに行こう」

栗子  「それじゃ、ついてきてくださいね♪」

音羽  「栗子ちゃん待って、立花さん呼ばないと・・・」

栗子  「あっ、そっか。忘れてた(汗)」

ナレ 音羽は葉介をつれて部屋に戻ってきた。

音羽  「それでは立花さん、片山君についていきましょう。
         家宝のありかがわかりました」

葉介  「本当ですか??それでいったいどこに!!」

栗子  「えっと・・まずは・・
        (廊下に出て歩きながら)この先にあるお部屋って誰のお部屋ですか?」

葉介  「(怪訝そうに)そこは先代の部屋ですが?」

栗子  「それじゃ・・あっちの部屋は?」

葉介  「あそこは息子の勇戸の部屋です。」

栗子  「(ヒソヒソ)所長。どっちから探します?」

音羽  「(ヒソヒソ)そうだな・・勇戸君の部屋にあると思えないし、先代の部屋にしよう」

葉介  「どうしたんですか??」

音羽  「いえ、ちょっと確認をしただけですのでwお気になさらずに〜(o*。_。)oペコッ」

栗子  「立花さん先代のお部屋、見せていただいてもよろしいですか?」

葉介  「どうぞ、かまいませんよ。ってまさか先代の部屋に家宝が???」

音羽  「その可能性が高いと考えております。」

ナレ 先代の部屋に入る三人・・・

音羽  「片山君、場所を特定できるか?」

栗子  「えっとですね・・・あっ、ここの畳外してもらえます??」

葉介  「ここですか?」

栗子  「はいw」

葉介  「(畳を外す)おいしょっと!!・・(〃´o`)=3 フゥ・・外しました」

栗子  「ありがとうございます。所長〜そこの板ちょっと調べて見てください」

音羽  「ここだね・・・おっ♪片山君ビンゴだw板が一枚外れるよ。」

葉介  「何故先代は・・兄はこんなところに家宝を・・(# ̄З ̄) ブツブツ」

音羽  「この箱かな?片山君どうだい?」

栗子  「問題ありません。所長開けてみてください」

音羽  「そうだな。(箱を開けて中身を取り出し)立花さんこれが家宝ですか?」

ナレ 取り出した刀を葉介に差し出しながら、自分でもまじまじと見る。
       それは家宝というにふさわしい、すばらしい作りであった。
       鞘(さや)・柄(つか)・鍔(つば)この三つで輝かしい鳳凰の絵が描かれている。
       刀身は見る事が出来ないがおそらく同じようにすばらしいものに違いない・・・

葉介  「確かに家宝の刀です・・・こんな近くにあるなんて・・・
         灯台下くらしとはこのことですね。(苦笑)

音羽  「あっははは。それにしても見つかって本当によかった。
         私たちもこれで一安心ですよw」

栗子  「あのー、所長・・・」

音羽  「うん?どうした片山君?」

栗子  「(ヒソヒソ)もう解除してもいいですか・・・」

音羽  「(ヒソヒソ)スマンスマン!!もう大丈夫だ。」

栗子  「ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー ちょっと座らせてもらっていいですかね?」

音羽  「チョット待ってろ。立花さんスミマセン、
         先ほど使わせていただいたお部屋で助手を休ませたいのですが
         よろしいでしょうか?」

葉介  「あっ、これは気づきませんで(@Д@; アセアセ・・・ 
         どうぞお使いください。あとで妻にお茶を持たせますので。」

音羽  「お構いなく・・それでは失礼いたします。」

ナレ 疲れてフラフラしている栗子を連れて部屋に入る音羽。

栗子  「所長ぉぉぉ・・・まじだるい・・・背中マッサージしてーーーーーーー!!!」

音羽  「おいおい、所長にマッサージ頼むやつがあるか・・・」

栗子  「いいじゃない・・・それにこっちの世界で力を使うのにまだ慣れていないから、
         体の疲れが出やすいって言ってるじゃないですか!!(▼皿▼)=3 ムッキー!!」

音羽  「わかった!わかったよ・・・そのかわり東京に連絡してからな。」

栗子  「ほんとに??やったぁぁぁ♪」

音羽  「まったく・・・・・(電話かける)・・もしもし、林檎か?
         俺だ・・・変わりはないか?・・・そうか。・・・いや、こっちの仕事はもう終わった。
         ・・・そうそう、栗子ちゃんのおかげで早かったよ・・・・後で請求書の手配よろしくな。
         それじゃ、また電話する。・・(電話を切る)
         さてと。お嬢様の背中でもマッサージしますかね。」

ナレ そのときドアがノックされ忍が入ってきた。

忍  「失礼します。お茶とおつまみをお持ちしました。
      家宝の件どうもありがとうございました。(o*。_。)oペコッ」

音羽  「いや、われわれも運がよかっただけですよ。
         それにしてもすばらしい刀でしたね〜」

忍  「私は刀のことは特に存じ上げませんが、由緒正しい刀だと聞いておりますので、
      お褒めいただけて光栄ですわ。
      ・・・あの、先生がたはこの後のご予定はおありでしょうか?」

音羽  「急ぎの用は特にありませんが・・・どうなさいました?」

忍  「せっかくですから今日は我が家にお泊りになってくださいな。
      腕によりをかけて、おもてなしさせていただきますので・・・」

栗子  「ほんとですかぁぁwww所長!!およばれしようよ♪」

音羽  「片山君!!(汗)・・ほんとにもう・・・」

忍  「いいではありませんかwwそれでは私はお料理の準備がありますので・・・
      このへんで失礼いたします」

ナレ 忍が退室すると音羽は(;一一) ジローっと栗子を見て。

音羽  「栗子ちゃん・・・クライアントの前ではもう少しちゃんとしてよ・・
         お願いだから・・・」

栗子  「ごめんなしゃい、ごめんなしゃいペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ・・・・
         でもタダでおいしいもの食べられるんだからいいじゃん♪」

音羽  「栗子ちゃん・・・・まったく反省していませんね??
         この!!!(マッサージしている力を強める)

栗子  「ぎゃーーーーーーーーー!!!!痛いいいいいいいい!!」

ED(可能であれば入れます)

ふご「(あいさつ・時間帯によって使い分けてください)ふごです。
      (自分の身の上話を・・・出来ない人は例を呼んでください)
      例:最近生活の水準がやっと人並みになりました。ガスも湧かせるし水も出ます。最高です!!
          これで車さえ何とかなれば・・・でもあれは海に捨てちゃうからいいんです!!(例終わり)
          さて気を取り直して、、第一話前編はここまで・・・
          ということは後編も当然あるわけで・・
          気になるところで後編にしちゃう意地悪な原作者で困ってしまいます。
          それでは次回予告ボイス少しですがお聞きください・・・
          あー・・ぶっちゃけ人死にますwww ふごでした。

音羽(M)  「依頼を達成直後だったので油断もありました。」

栗子(M)  「でもまさか事件に巻き込まれるとは思いも寄らなかった・・・」

忍  「はぁはぁ。。。あなた!!!!宗雄さんが・・・・宗雄さんが・・・・・」

 

第一話 前編終了